株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

重点戦略

ビジョン2020

1年前倒しで完全達成

当社グループの経営戦略としては、東京オリンピック・パラリンピックが開催される予定の2020年を達成年度として、「ビジョン2020:売上高1兆円、店舗数500店、ROE(株主資本当期純利益率)15%」を目標としておりましたが、全ての項目について2019年6月期に前倒しで達成することができました。
当社グループの不変の企業原理である「顧客最優先主義」を基軸とした「業態創造企業」として、当社グループの差別化要因である、Convenience(便利さ)、Discount(価格の安さ)、Amusement(楽しさ)という3つの要素をさらに強化し、お客さまに支持していただける店舗作り実現のため、さまざまな営業施策を実行し、中長期的に持続可能な成長を実現してまいります。
なお、新中期経営計画は2020年2月に公表予定です。

ビジョン2020(2015年に策定した中期経営目標)

売上高

店舗数

ROE

トリプルトリリオン

企業価値向上への取り組み

ユニークなビジネスモデルと長期的展望

企業価値の向上を加速させるために社員もワクワク・ドキドキしながら現状に満足せず常に仮説検証の繰り返しで進化

企業価値向上の大原則

高いROIC/WACCを達成し、高い売上高成長を持続させる模倣困難な差別化・競争優位性を確立すること

企業価値の基本構造 (2019年6月期末に算出)

企業価値のドライバー、現状、今後の見通し

計算の前提
※1. 2014年6月期売上高6,124億円~2019年6月期売上高1兆3,289億円の年率平均成長率
※2. 2020年6月期計画営業利益660億円×(1-実効税率:30.62%)÷2020年6月期会社計画売上高1兆6,500億円=2.8%、30.62%は、2019年度から適用される東京23区内に本社を置く外形標準課税適用法人の実効税率。
※3. 2019年6月末投下資本=総資産1兆2,786億円-有価証券167億円-為替換算勘定6億円-有利子負債以外の流動負債2,953億円=9,660億円、投下資本売上高比=投下資本÷2020年6月期会社計画売上高1兆6,500億円
※4. β(ベータ)は2014年7月から2019年7月の当社及び類似業態の上場企業の日次株価変動率とTOPIXの日次変動率、リスクフリーレートは2019年6月末10年物国債過去5年平均利回り0.14%、 リスクプレミアムは過去の株価変動等から推計される5.0%を利用。その他、当社の支払利子率等、資本負債構成などから推計。

株主価値の分解構造 (2019年6月期末に算出)

2020年6月期に生み出すEVAの試算

※1. EVA(経済付加価値 Stern Stewart &Co.の登録商標)とは、税引後営業利益(NOPAT)- 資本コスト(投下資本×WACC)で算出され、資本コストを上回るリターンをどれだけ創出したかを示す指標です。

EVA法で見た株主価値の分解構造

重点戦略

当社グループは、肥沃なナイトマーケットを背景にした時間消費型小売業「ドン・キホーテ」によるオンリーワン戦略の推進、ファミリー向けディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ」「New MEGAドン・キホーテ」による客層拡大の加速、プライベートブランド商品の強化、複合商業施設からの要請に応じて比較的低コストでテナント出店を行う「ソリューション出店」の推進及び新業態の開発などにより、持続可能な成長を実現して企業価値を創造・拡大するとともに、ユニークなディスカウントストア業態として、小売業最強のビジネスモデルを確立していく所存であります。

1.持続可能な成長を実現(連続増収増益)

 当社は、1989年の1号店開店以来、30期もの間、一度も途切れることなく連続増収営業増益を達成しており、3,600社を超える国内上場企業の中で、第2位に位置しています。当社がこうした偉業を達成できたのは、お客さまのご支持の賜物であり、「顧客最優先主義」に基づくスタッフの日々の努力の結果であるといえます。当社グループは、これからもお客さま満足の最大化を追求し、たゆまぬ努力を続けることで安定的かつ継続的な成長を目指してまいります。

PPIHグループの年間業績推移

2.時間消費型小売業「ドン・キホーテ」によるオンリーワン戦略の推進

ドン・キホーテ店舗画像

ドン・キホーテ

「コンビニエンス+ディスカウント+アミューズメント」の三位一体を店舗コンセプトとする総合ディスカウントストアで、PPIHグループの中核業態。食品、日用品をはじめ、雑貨、衣料品、家電製品、ブランド品、バラエティグッズまで、約4~6万点のアイテムを取り揃えています。

3.ファミリー向けディスカウントストア「MEGAドン・キホーテ」「New MEGAドン・キホーテ」による客層拡大の加速

MEGAドン・キホーテ店舗画像

MEGAドン・キホーテ

PPIHグループの総力を結集し、「豊富な品揃え」と「驚きの安さ」をコンセプトに開発した、日本初の「ファミリー型総合ディスカウントストア」。売場面積は平均約9,000m²、取り扱いアイテム数は6~10万点で、幅広い世代のお客さまにご支持をいただいています。

New MEGAドン・キホーテ店舗画像

New MEGAドン・キホーテ

売場面積は平均約4,000m²、取り扱いアイテムは4~8万点と、MEGAドン・キホーテよりも規模が小さい業態。MEGAに比べて、生鮮食品の割合を減らし、日用消耗品や加工食品に注力するなど、より収益性・効率性を重視した業態です。

ドン・キホーテUNY/MEGAドン・キホーテUNY画像

ドン・キホーテUNY/MEGAドン・キホーテUNY

ドン・キホーテとユニーのダブルネーム店舗を運営し、お客さまに質の高い商品・サービスの提供をしています。総合スーパー「ピアゴ」「アピタ」を業態転換。以前より非食品部門の商品を大幅に増やし、幅広い世代のお客さまにご支持いただいています。
ドン・キホーテUNYの売場面積は4,000m²~5,000m²でアイテム数は5万~6万点になります。
MEGAドン・キホーテUNYは5,000m²~13,000m²でアイテム数は7万~10万点になります。

4.プライベートブランド商品強化による営業利益率の向上

ドン・キホーテのPB「情熱価格」は、"お客さまの声をカタチに"をコンセプトに2009年10月に誕生しました。「情熱価格」に対するお客さまからの支持率も、期を重ねるごとに高まってきています。現在、ドン・キホーテの売上高全体に占めるオリジナル商品の構成比率は約10%になっています。利益率が高いオリジナル商品の拡充に成長の余地を残しつつ、独自の店舗演出や巧みな商品編集力によって、営業利益のさらなる拡大を図ってまいります。

2016年2月に「情熱価格」ブランドをリニューアルし、価格訴求の「情熱価格」、付加価値訴求の「情熱価格+PLUS(プラス)」、オンリーワン訴求の「情熱価格PREMIUM(プレミアム)」の3つのラインに細分化しました。より多様化するお客さまのニーズにお応えし、お客さま自身も意識していない"潜在的なウォンツ"もカバーする商品開発に取り組んでいます。

情熱価格
お客さまの「安く」という声にお応えする、驚きの安さを提供するブランド

情熱価格ロゴ

情熱価格+PLUS
情熱価格のワンランク上を目指し、プチ便利・プチハッピーを提供するブランド

情熱価格+PLUSロゴ

情熱価格プレミアム
価格、品質、機能、デザインにおいて情熱価格の中で最上級の付加価値を提供するブランド

情熱価格プレミアムロゴ

5.「ソリューション出店」の推進

 「ソリューション出店」とは、当社グループ店舗の集客力を魅力に感じたショッピングセンター(SC)などの複合商業施設からの要請に応えて比較的安価にテナント出店する「施設再生型」の出店形態です。ソリューション出店は、約3,000m²クラスの居抜きの空きテナントに出店するため、迅速かつローコストの店舗開設が可能となります。今後は、ソリューション出店を早期に軌道に乗せることでSCの再生、ひいては地域や都市の再生にも寄与できる、新たな成長戦略を実現してまいります。

「ソリューション出店」の推進