株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

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~ PPIHグループ全従業員の皆さまへ ~

コロナウイルスの時代を生きるということ

 皆さん、日々の業務、本当にご苦労様です。
 新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中が想像を超える事態に見舞われています。この危機は収束する気配を見せておらず、われわれはこの問題に対し、長期的な観点で臨む必要があります。本日、政府より緊急事態宣言が発令され、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都府県が対象に指定されました。個別の施策については別途指示・共有いたしますが、この事態を受けて「コロナウイルスの時代を生きるということ」というテーマで、私から従業員の皆さんへメッセージを送ります。

従業員の皆さんへの第一のメッセージ
「ありがとう!」

 私は日々、店舗業務に励む社員とメイトさんの勇気ある行動に感動しています。何よりも、店舗を開け続けるために、毎日、毎晩、買い場またそれぞれの職場に来てくれる従業員の行動。私はこれこそ「勇気ある行動」だと感じ、強い感謝の念を抱いています。食品や、マスクなど安全を守るための商品や、日常生活を営むために必要な商品を提供する当社の買い場は、この社会のインフラです。新型コロナウイルス対策に臨む全ての関係者、特に医療従事者に対して惜しみない賞賛を贈りたいと思っていますが、この気持ちは当社の従業員の皆さんに対しても同様です。ありがとう!

 また、体調が悪いことを正直に話し、やむなく出勤することを控え自宅待機を続けてくれる従業員であったり、新型コロナウイルス緊急対策本部で社内外の情報を昼夜問わずアップデートしてくれる従業員であったり、バンコク二号店のオープンのために、急遽駆けつけてくれた従業員であったり、この状況下、社長として米国に赴任した役員であったり。こういった変化対応をしてくれている一人ひとりの従業員にもそれぞれの生活があり、家族がいます。改めて感謝を言わせてください。ありがとう!

 皆さんが日夜働いて、店舗を開け続けてくれていることは決して「当たり前」ではないのだということを、社長として強く実感しております。この状況下で、われわれにできる最大の社会貢献は、顧客最優先主義を実践すること。即ち店を開け続け、地域のライフラインとしての役割を果たすことに尽きます。それを体現するため、一所懸命現場を支え続けてくれている従業員の皆さんの奮闘ぶりには感謝の言葉しかありません。本当にありがとう!(一部の店舗につきましては、緊急事態宣言を受けて、営業時間等の変更など現実的な対応を同時にいたします)

従業員の皆さんへの第二のメッセージ
「この闘いはゴールの見えないマラソン。でも前を向いて一緒に進もう!」

 この新型コロナウイルスと人類との闘いは、局地的な話でも一企業の話でもなく、全世界を覆っている厳しい闘いです。皆さんもご存知のように、この闘いがいつ終わるのか、そして、そもそも今後どのようになっていくのかは、誰にもわかりません。われわれが覚悟しなければならないのは、この闘いは「ゴールの見えないマラソン」のようなものだということです。42.195キロで終わるのか、それとも30キロで終わるのか、100キロ超えても終わらないのか、それもわかりません。ペース配分もできない。苦しい闘いです。

 その上で、この長い闘いを、当社では新型コロナウイルス緊急対策本部を中心に、私たち経営陣全員がコミットして変化対応していきますので、どうか安心して日々の業務に当たってください。必ずこのマラソンは終わりを告げる日が来ます。その日まで、ホットラインの活用も含め、経営陣とも連携してください。皆さん一人ひとりの安全(健康)を最優先して、体調に異変があれば、長期戦である今、決して無理をせず、上長は休んでも問題のないことを前提に管理をお願いします。特に、メイトさんは当社の宝です。メイトさんの安全管理は会社の生命線であると、全マネージャーは心得てください。

 また、現場の最前線でお客様の最も近いところにいる皆さんの知恵を是非貸していただきたいと思います。そこで、「ドンキとユニーの現場から元気を発信」というプロジェクトを明日立ち上げます。アイデアが採用されたら、表彰とMajica Pointをプロジェクト責任者である軽部本部長から贈呈します!(1,000件表彰を目指そうよ!)先の見えない時代にあって、お客さまの気持ちに寄り添えるアイデアをどんどん応募してください。

従業員の皆さんへの第三のメッセージ
「三つの密を避ける行動を業務外でもお願いします」

 今、私がすべきことは、皆さんにとって十分な安全を確保することと、皆さんが安心して働いてもらえる環境を作り、ルールを徹底させることです。そこで、目下の状況を踏まえた上で、新型コロナウイルス緊急対策本部から感染予防対策に関する通達を配信させていただきました。報道等でも言われていることですが、特に「三つの密」を避ける行動を、業務外においても徹底するようにお願いします。集団感染が起きる共通点は「換気が悪い」「人が密に集まって過ごすような空間」「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。この三つの密を避ける、即ち換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。こちらは政府も同じように訴えています。

 志を共にする仲間のためにもご理解頂き、ルールの遂行および徹底をお願いいたします。従業員の中には、若い人もたくさんいます。行動の制限を自らに課すことは、特に体調が良い人にとってはとても違和感のあることであると思います。ただ、われわれは買い場においてお客さまに接する身です。お客さまにリスクを与えないためにも、ぜひこの行動の制限について遵守するようにお願いします。

従業員の皆さんへ第四のメッセージ
「安心して!そして、罹患者への理解を持って!」

 この予期しない事態の中ですから、不安に思われる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、どうか皆さんにはご安心いただきたいと思います。前述のルールは、従業員の皆さんの安全と健康を最優先に考えて決めたルールです。社員もメイトの皆さんも、どうか安心して働き続けてください。

 また、社員・従業員の方から新型コロナウイルスに感染し、陽性と診断される方が出てくることは、当社の企業規模から考えると、当然予測しなければならない事態です。その時、一番辛いのは罹患者自身ですから、罹患者に対しては理解を示し、回復を応援いたしましょう。

従業員の皆さんへ第五のメッセージ
「自転車でサッカーをできるようになろう!」

 固いことをたくさん記しました。最後のメッセージは、ややくだけたメッセージです。
 皆さんが子供の時、或いは皆さんのお子さんが子供の時、自転車に初めて乗るのは大変でしたよね。補助輪を外して二輪になった時の不安。何度も転んで、子供ながらに「先が見えない」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。それがある時突然、スイスイと乗れるようになれる。

 今、マスクを着用しながら業務をしたり、テレワークしたりというワークスタイルの変化が起きていますが、私はこの変化に対し、初めて自転車に乗る練習をした子供時代を思い出しつつ対応し、慣れようとしています。自転車と同じで、慣れたらなんとかなるのではと思い、今のところはまだ毎日何度もずっこけていますが、スイスイと乗れる日は近いのではないかと思っています。

 ただ、今回の変化は、残念ながら単に自転車に乗れれば良いという話ではなく、言わばみんなが自転車で乗って、サッカーをしているようなものであると思い始めています。自転車でサッカー。なかなか慣れるには難易度が高いと思います。ただ、これがうまく行き始めれば、今の生産性の低さ(これは認めざるを得ません)を改善するどころか、かえって生産性をブーストできるのではないかと期待しています。スピードにおいても複雑さにおいても。

 閉塞感に包まれて、仕事の環境においても慣れないこと、苛立つことも多いと思います。その時、今までは通常のサッカーだったけれど「自転車でサッカー」をしていると思って、この新しいワークスタイルに、私も含めて挑戦していきませんか!

 これからも、コロナウイルスとの闘いが続きます。ですがPPIHグループの従業員全員が一致団結し、力を合わせることで、この危機を乗り越えていくことができると私は確信しています。

 ぜひ、皆さんが安心して働ける日々を必ず取り戻しましょう。
 事態が一日でも早く収束に向かうよう、ここにご理解とご協力をお願い申し上げます。最後にもう一度。ありがとう!

2020年4月7日
代表取締役社長 CEO 吉田直樹

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